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Thursday June 26th, 2025
【Report】7th EALAI Research Seminar
On Wednesday, June 24, 2025, the 7th EALAI Research Seminar, titled “Opening the Possibilities of Planetary Sinology: In Practice with ...
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Wednesday June 25th, 2025
韓国朝鮮研究コース学術講演会 オープンセッション#15
Sorry, this entry is only available in 日本語. 日時:2025年 7月 15日(火)17:30~19:30 講師:徐 承希(ソ・スンヒ) 氏 (韓国学中央研究院 韓国学大学院 人文学部 国文学専攻 副教授/東京大学大学院総合文化研究科 外国人客員研究員) ...
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Friday June 6th, 2025
EALAI 研究セミナー第7回 惑星漢学(Planetary Sinology)の可能性を開く——東アジア藝文書院の実践と共に
Sorry, this entry is only available in 日本語. ポスターのダウンロードはこちら 日時:2025年6月24日(火)12:10-13:00 場所:駒場キャンパス101号館11号室(EAAセミナー室) オンライン:Zoom(事前登録制) 登録リンクURLはこちら 発表者: 石井 剛 (総合文化研究科教授) 司会 : 岩月 ...
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Wednesday May 14th, 2025
EALAI 研究セミナー第6回 座談会記事はなぜ批判されたのか――〈女・子どもの文体〉の成立と定期刊行物 における〈声〉の位置づけ
Sorry, this entry is only available in 日本語. ポスターのダウンロードはこちら 日時:2025年5月29日(木)12:10-13:00 場所:駒場キャンパス国際教育研究棟314会議室(対面のみ定員50名) オンライン:Zoom(事前登録制)登録リンクURLはこちら 発表者:前島 志保(総合文化研究科教授) 司会 :月脚 達彦(総合文化研究科教授) 現在、印刷媒体やインターネットには、談話体・対話体・会話体のコンテンツがあふれている。しかし、20世紀前半、談話記事や座談会記事は女性向け雑誌(婦人雑誌)に特徴的な「流行」とみなされ、揶揄されていた。なぜ、口頭の談話を再現した形の記事は、女性向けの媒体と結び付けられ、批判の対象となったのだろうか。本発表では、記事に用いられた文体に着目し、その成立と展開について考察する。
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Monday March 17th, 2025
【報告】EALAI研究セミナー第5回
On January 30, 2025, the 5th EALAI project seminar was held at Komaba. Professor Kumiko Nagai delivered a lecture titled ...
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Monday January 20th, 2025
EALAI 研究セミナー第5回 「世界三大美人」と「大正三美人」を繋ぐもの——和歌と「美人観」との関連性
Sorry, this entry is only available in 日本語. ポスターのダウンロードはこちら 日時:2025年1月30日(木)12:10-13:00 場所:駒場キャンパス101号館11号室(EAAセミナー室) オンライン:Zoom(事前登録制)登録リンクURLはこちら 発表者:永井久美子(総合文化研究科准教授) 司会 :清水 剛(総合文化研究科教授) 「世界三大美人」に数えられることがある小野小町。なぜ「日本代表」が小野小町なのか、その背景をめぐる研究を、発表者はこれまでに行ってきた。平安朝の歌人に「日本文化」の粋を見出そうとする発想が、近代以後の小町伝説の根底にある。大正時代を代表する「美人」とされた九条武子と柳原白蓮がともに歌集を出版した人物であったことも、明治・大正期の「美人観」の特徴の一つである。歌が「美」の評価と結びつく風潮について、記紀神話に登場する衣通姫(そとおりひめ)に遡る源流とその変容を辿ってみる。
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Wednesday January 15th, 2025
【報告】EALAI研究セミナー第4回
Sorry, this entry is only available in 日本語. 2024年12月12日(木)、東京大学駒場キャンパス駒場国際教育研究棟(KIBER)314会議室にて、第4回EALAI研究セミナーが開催された。シリア語文学・文献学を専門とする高橋英海氏(総合文化研究科教授)から、「中国・中央アジアのシリア・キリスト教:近年の発見を中心に」というテーマで報告が行われた。司会は月脚達彦氏(同教授)が務めた。 キリスト教はアジア大陸の端で生まれた宗教である。日本ではラテン語世界のキリスト教(カトリックおよびプロテスタント諸教会)がよく知られているが、ギリシア語圏や北アフリカのキリスト教や、さらに東に伝播したキリスト教も重要である。 シリア語を典礼語とするキリスト教徒の集団(「ネストリウス派」とも呼ばれるが、近年ではこの呼称は避けられる)は現在のイラクに起源をもつ。彼らの信仰はササン朝ペルシア領内で発展し、現在のトゥルクメニスタンのメルヴなどから中央アジア地域を経て、陸路を通じ中国に、そして海路を経てインドにも伝わった。現在ではシリア語を使うキリスト教徒が世界で一番多いのはインドである。 東アジアに伝播したキリスト教は中国では「景教」という名で知られた。中国のキリスト教は635(貞観9)年の阿羅本の来唐にはじまり、781(建中2)年には景教碑(「大秦景教流行中国碑」)が建てられるほど隆盛したが、845年頃には外来宗教を対象にした会昌の廃仏により、マニ教、ゾロアスター教と並び景教は中国の中心部では壊滅的打撃を受けた。 一方中央アジアでは8世紀から13世紀にかけて、ソグド人に加え、チュルク諸部族の一部がキリスト教に改宗した。13世紀から14世紀にかけてのモンゴルの支配下の中国では、チュルク系(ウイグル、オングト等)のキリスト教徒が各地に在住していた。 唐代の景教に関する主な史料は下記の通りである。前述の「大秦景教流行中国碑」の脇面にはシリア文字が刻まれている。敦煌で出土した景教経典の多くは20世紀前半に日本に運ばれた後に長く所在不明となっていたが、近年杏雨書屋が公開した。21世紀初頭に洛陽で出土した景教経幢の上部では中央に十字架が刻まれ、左右に天使(天女)、蓮花が刻まれている。洛陽出土の経幢には康氏、安氏といったソグド系の人々が中国で名乗った姓がみえ、ソグド人のキリスト教コミュニティーの存在が示唆される。このほかにも西安で見つかった「米継芬墓誌」には米氏の記述が含まれ、洛陽竜門石窟の景教墓では石(氏)の字が刻まれているが、前者はマイムルグ、後者はタシケント出身のソグド人が名乗った姓である。唐代中国のキリスト教はペルシア人やソグド人の信仰する宗教であったといえよう。 マニ教はキリスト教の要素を取り入れながら成立し、一時期北アフリカ等に広まり、シルクロードを経て中国に伝播した。キリスト教の信仰が唐末には中国の中心部で途絶えたのに対し、マニ教(明教)は福建省の山岳地域等に入り込み生き延びた。近年、霞浦県で発見されたマニ教文書には、聖ゲオルギオスへの祈祷文(吉思呪)がある。唐末にキリスト教とマニ教がともに迫害された時代に、キリスト教徒の一部はマニ教徒の集団に吸収されたのだと考えられる。 モンゴル期・元代のシリア語を典礼語とするキリスト教(「也里可温教」)に関する資料としては、戦前に江上波夫が調査した内モンゴルのオロンスム等に存在するキリスト教墓(石棺)が古くから知られている。このほかにも、内モンゴルで金属製の十字架等が発見され、泉州では十字架とパスパ文字が刻まれた墓石等が見つかっている。現在のモンゴル西部のオラーントルゴイではシリア語と漢文を併記した碑文が見つかった。高橋氏が2014年にシリア語碑文を大阪大学の大澤孝氏から依頼されて確認した際に、漢文部分に「高唐(王)」という名があることに気づき、『元史』や「駙馬高唐忠獻王碑」で高唐王闊里吉思という名で言及され、フランシスコ会士モンテコルヴィーノのヨハネの記録にもその名が残されているオングト部族長ゲワルギスが、1298年に遠征中に捕虜となって殺される直前に残した碑文であることがわかった。 中央アジアおよび新疆でも、近年は研究の進展や新文書の発見が顕著である。新疆のトルファン出土のシリア文字文書は、かつてル・コック隊により1,000点ほどの断片が収集されたが、近年になってようやく整理と目録の刊行が始まった。主な文書は教会の典礼書であるが、アリストテレス『範疇論(カテゴリー論)』のシリア語訳も確認されている。日本でも大谷探検隊が将来したトルファン出土シリア語断片3点が龍谷大学にて所蔵されている。この文書は護符や占いが教会の禁止にもかかわらず実際の人々の信仰生活の中に流布していたことを示す。トルファンの乾燥した気候がこれらの文書を千年間保存してくれたといえる。 新疆ウイグル自治区奇台県唐朝墩の遺跡では2021年に典型的なシリア系教会の跡が発見されたが、その内部には騎馬兵士(聖ゲオルギオス)の壁画やシリア語で「罪」と読める文字が確認できる。トルファン市葡萄溝西旁のキリスト教修道院址でも、2021年に始まった中山大学等による発掘調査でシリア語文書を含む文書約500点や絵画の断片が発見された。この修道院の至近に仏教遺跡が存在することは、一帯におけるキリスト教と仏教の共存を示唆する。 中国と中央アジアの双方において、14世紀にはキリスト教は滅亡した。オングト部出身の詩人金哈剌(金元素)の『南遊寓興詩集』に収められた「寄大興明寺元明列班。寺門常鎖碧苔深、千載燈傳自茀林、明月在天雲在水、世人誰識老師心」という一句には元の滅亡を目前にした泉州のキリスト教寺院の情景が描かれている。中央アジアに残されているキリスト教徒の墓の大半は1330年頃に建てられたものである。ペストの流行とティムールの破壊によって中央アジアからもキリスト教が消えたのだと推定される。 高橋氏の発表後には、日本における景教研究史の断絶について、日本におけるシリア語文書の収蔵機関についてなど、様々な質問が出された。わずか1時間の間に、西アジアから中央アジアを経て中国に至る広域の文化交流が、出土文書の拓本、近年発見された文書の断片や関連遺跡の写真、さらにそれらを生んだ地域の景観写真など、豊富な視覚資料を用いて解説され、多くの参加者がこの研究分野に魅了されていた。 ...
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Wednesday December 4th, 2024
EALAI 研究セミナー第4回 「中国・中央アジアのシリア・キリスト教: 近年の発見を中心に」
Sorry, this entry is only available in 日本語. ポスターのダウンロードはこちら 日時:2024年12月12日(木)12:10-13:00 場所:駒場国際教育研究棟(KIBER) 314会議室(対面のみ定員50名) 発表者:高橋英海(総合文化研究科教授) 司会 :月脚達彦(総合文化研究科教授) シリア語を典礼用語とするキリスト教徒の集団は遅くとも紀元5世紀までには中央アジアのメルヴ、7世紀には長安に到達し、中国では「景教」の名で知られた。これらのキリスト教徒が残した遺物としては、西安の「大秦景教流行中国碑」、敦煌出土の漢文文書、トルファン出土のシリア語、ソグド語、トルコ語文書などが知られていたが、21世紀に入ってからも中国各地、キルギス、カザフスタンなどで新たな発見が続いている。今回の報告では、洛陽の景教経幢、霞浦マニ教文書のキリスト教的要素、トルファンでの新たな発掘成果、新疆奇台県唐朝墩の教会などの新発見を取り上げ、その意義について考察する。
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Friday November 29th, 2024
韓国朝鮮研究コース学術講演会 オープンセッション#14
Sorry, this entry is only available in 日本語. 日時:2024年12月18日(水)17:00~19:00 講師:李 京在(イ・キョンジェ) 氏 (韓国・崇実大学校人文学部国語国文学科 教授/東京大学大学院総合文化研究科 外国人客員研究員) 題目:21世紀韓国の「多文化小説」に対する考察(仮) (発表言語:韓国語) ※質疑応答時に通訳有り 場所:東京大学駒場キャンパス 18号館4階 コラボレーションルーム1 (対面での開催) ...
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Tuesday November 12th, 2024
[Report] 3rd EALAI seminar
On October 31, 2024, the 3rd EALAI project seminar was held with a lecture titled “Revisit of Korean Empire – ...